JIBUNマガジン 文京区

2024年04月号 vol.105

「歴史」に関連する記事

(東京坂道ゆるラン)歴史の表舞台の門「坂下門外の変」と「二・二六事件」秘話

宮内庁へと登る坂の坂下にある坂下門。幕末、桜田門外と同じく襲撃事件がここでも起きています。 坂下門外の変老中安藤信正。桜田門外の変ののち、老中安藤信正は井伊直弼の開国路線を継承、…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2023年03月号 vol.92

「ケ」の場に祭りを持ち込む/上野桜木の有形文化財・市田邸で演劇公演「ゴン太のクリスマス」

台東区上野桜木に、国登録有形文化財「市田邸」がある。東京芸術大学から道をはさんで向かい側にあたる。市田邸は、谷根千の地域ではよく知られている。有形文化財ではあるが、コロナ前は地域…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2022年11月号 vol.88

(東京坂道ゆるラン)都会に残る鎌倉街道をゆく4 ジブリの駄菓子屋、雑司ヶ谷鬼子母神編

鎌倉街道の関所があったという宿坂を登り、大きな目白通りの向こう側に細い古鎌倉街道は続きます。 この細さは、この道が人馬のためのものであったことを物語り、また古い街道は緩く曲がり…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2022年11月号 vol.88

(東京坂道ゆるラン)頼朝伝説、堀部安兵衛の鎌倉街道を行く1(新宿区編)

お江戸東京は家康入府以来、開発されていったわけで、それ以前は坂東武者が闊歩する荒野や沼地が拡がっていました。それらは開墾され、埋め立てられ、新しい道が開削されていきます。故に、古…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2022年07月号 vol.84

「ママ友」が始めて四半世紀。「谷根千」という地域雑誌がまちにもたらしたものは

「谷根千(やねせん)」94冊、「空(KUU=くう)」93冊、「MITAMIYO!!」に「beople」、茗荷谷界隈の「パンとスイーツマップ」も。文京区内で発行された地域情報誌やマ…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2021年09月号 vol.74

屋敷森なんてもんじゃない!江戸時代の自然そのまま「千駄木ふれあいの杜」

「〇〇の森公園」「〇〇自然公園」と呼ばれる公園はたくさんある。たいていは大木や草花が多く、小路が整備された快適な空間だ。「千駄木ふれあいの杜(もり)」というので、都心のオアシスの…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2021年05月号 vol.70

3度の花見が楽しめる清和公園。一葉も訪れた右京山、大正時代の住宅地の名残も

坂が多い文京区。公園も傾斜地にあるケースが多い。文京区の中心地ともいえる後楽園・春日地区にありながら、緑豊かで閑静な住宅街の中にある清和公園は、崖のようなところ、というか、山の斜…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2021年04月号 vol.69

築120年近い土蔵が見守る井上公園/井上哲次郎宅跡として東京都史跡にも

小石川3丁目のダイエー裏、善光寺坂を登らず右奥の坂を上がった住宅街の一角に、ひっそりと井上公園(小石川3-20)はある。この通りはPDC(プロフェッショナルダンスセンター)や熊川…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2021年01月号 vol.66

名画を歩く(東京坂道ゆるラン)描かれた九段坂

お江戸の頃はお月見の名所と謳われた九段坂。小山のような急坂を登ると星月夜が近くに見えたということでしょうか、坂の町・江戸でも一二を争う人気の観光スポットでした。江戸の坂・橋番付。…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年11月号 vol.64

都心の庭園に雲海が!?/ホテル椿山荘東京で「東京雲海」企画開始

まるで雲の上にいるみたい。文京区関口のホテル椿山荘東京の緑豊かで起伏のある庭園が霧に包まれる。夜は千の光があちこちに輝き、三重塔や木々が浮かび上がる幻想的な風景に。「東京雲海」と…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年10月号 vol.63

築90年、緑と歴史濃き震災復興の礎、元町公園

JR水道橋駅から御茶ノ水駅へと延びる外堀通りのお茶の水坂、神田川を眼下に望む場所に、元町公園はある。本郷1丁目1番地。正面階段を上ると、突き当りはアーチ模様の壁泉。いま水はないが…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年09月号 vol.62

狸が出る?通称「狸山公園」の「駒込林町公園」

公園とひとくちに言ってもいろいろな種類がある。児童遊園は遊ぶことを目的として造られたものであるが、公園と呼ばれる場所は、体や心を休める人々の憩いを目的に造られたもの、だからといっ…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2020年08月号 vol.61

「魔の坂」、いや「間の坂」を上がると緑濃き西日暮里公園へ

JR西日暮里駅近くの「西日暮里公園」。駅に隣接というか駅の上方にあるというか。飛鳥山から上野へ続く台地を道灌山通りが切り通す形になっていて、公園はその切通の際、台地の上にある。駅…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2020年07月号 vol.60

鳥がさえずり、かっぱも出没!?由緒正しき須藤公園

千駄木は、まちの名前の通り、木がいっぱいの地域だ。旧町名は、駒込林町。当時、千駄木町はもう少し東までで、町名変更の時、千駄木に含まれるようになった。林町だから、千駄木町より少し木…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2020年07月号 vol.60

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)二つの幽霊坂についての考察

お江戸の坂道を研究していて驚くのは幽霊坂という名の坂が多いこと。日本各地、都内各所に点在する幽霊坂の特徴といえば、森林の中で薄暗い坂、寺社に近い坂などが挙げられます。お江戸の頃は…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年07月号 vol.60

名建築を歩く(東京坂道ゆるラン)湯島切通坂と燃えなかった岩崎家本邸

三菱財閥の開祖・岩崎彌太郎は、明治十五年(1882年)駿河台東紅梅町の弟・彌之助の屋敷地から下谷区茅町(現・台東区池之端)へと移ります。この頃の岩崎邸は、森鴎外の「雁」に描かれた…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年06月号 vol.59

江戸で最も古い谷中七福神を巡った/人望、正直、大量、長寿、威光、富財、愛敬のご利益いかに

思い立って谷中七福神巡りをしてみた。文京区には小石川七福神がある(過去記事参照)。谷中七福神は文京区の縁、北区、荒川区、台東区にあり、小石川七福神より歩く距離は長そうだ。田端駅最…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年1月号 vol.54

面影橋をさまよった先に悲劇が・・・

"面影橋"という橋がある。目白台から続く鎌倉街道とされる古い街道沿いにあり、神田川を跨いで豊島区と新宿区を結んでいる橋だ。面影、非常にノスタルジックな何かを感じる名前である。今風…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2019年12月号 vol.53

文京区の公衆便所巡りをしてみた/「猫又橋際」?不思議な建物からスタート!

護国寺から不忍通りを上野方面に向かい上ったり下ったりして、千石三丁目のバス停の先に、歩道の脇に数本の立派なクスノキが植えられた緑地がある。その不思議な建物はクスノキの隣にある。「…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2019年12月号 vol.53

800年の歴史、諏訪台地にある「諏方神社」に初詣

あけましておめでとうございます! 文京区千駄木方面から初詣リポート!ちょっと区をまたいで荒川区西日暮里3丁目、諏方神社へ。この神社は日暮里駅の北西にある諏訪台と呼ばれる高台にある…

  いいね!   inaba_yoko inaba_yoko from 2019年1月号 vol.42

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季節は行ったり来たり。今春の桜の開花は早いと思ったら、寒さがぶり返して先延ばし…

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節分の豆まきは今年は4年ぶりというところが多かったようです。節分、立春といえど…

2024年01月号 vol.102

2024年が明けました。今年もよろしくお願いします。クリスマスもお正月も終わっ…