JIBUNマガジン

2015年12月号 vol.5

【子ども】たくさん走って、たくさん遊んで/野外で活動、子育てサークルあっぷっぷ

2015年12月02日 09:17 by Takako-Oikawa
 
 木の棒につかまって、しゅっぱあつ! ブッブーッ。次の停留所はツツジ園です――。木漏れ日がまぶしい小石川植物園。子育てサークル「あっぷっぷ」では、月1回ほど、自然の多い公園で野外活動を楽しんでいる。いつ来ても、いつ帰ってもいい。ただみんなで自然の中で過ごし、お弁当を食べる。それだけといえばそれだけの活動だ。代表の水枝谷奈央さんは「1人で長時間外にいるのは大変だけど、みんなと一緒ならいられる。雨の日も風の日も雪の日も、楽しめそうな気候であれば活動しますので、ぜひ」と話す。
 

 黄緑、黄色、オレンジ色のテープで彩られた「コップバッグ」を持って、子どもたちは探検に出かけた。どんぐりを拾ったり、落ち葉を入れたり。切り株を太鼓にみたててたたいてみたり、しゃがんで地面の虫をじーっと見つめたり。「トカゲだ」「ほんとだ!」。それぞれの関心のおもむくまま、子どもたちは行動する。大人は基本、見守るだけ。フィールドは広く、自由だ。
 

 松ぼっくりと落ち葉をコップバッグいっぱいに取ってきた子がいた。「わーすごい」。どんぐりや木の実も入っていて、まるでパフェみたい。他の子たちも、教えられた場所に向かい、巨大ぼっくりを取ってきた。女の子たちは落ち葉のサラダをつくり、切り株をなべにみたてて「料理」を始めた。たくさん歩いて、たくさん走って、たくさん遊んで。「家の中で相手をするより、放牧型育児がラクです。よく寝てくれます」とママたち。
 
 

 あっぷっぷは、水枝谷さんの長女が1歳ごろの4年前、育児サークルを探してもなかったことから、「ならば自分で立ち上げよう」と始めた。当初は区内施設の和室などで開いていたものの、子どもが大きくなるとスペースも狭くなり、おもちゃの取り合いやけんかも起きるようになってきたため、外に出ることにした。参加は毎回10組前後が多く、雨の日にはレインコートを着て遊び、雪の日も雪遊びをしたことがある。文京区社会福祉協議会のふれあいいきいきサロンなので、誰でも参加できるオープンなサークルだ。「自然の中で、みんなで、ゆるく活動しています。関心あればぜひご参加を」と水枝谷さんは話している。
 
 

問い合わせは水枝谷さん(090-2343-1043

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