ドイツの食や文化を楽しむ文京クリスマスマーケット2019が13日、14日、礫川公園と文京シビックセンターで開かれた。
クリスマスマーケットはこの時期ドイツ各地で開かれている市。文京区はドイツ・カイザースラウテルン市と姉妹都市だという関係や、東京オリンピック・パラリンピックが来年に迫っていることもあり、オリンピアンによるトークショーなどのイベントも企画されている。文京区主催で、ドイツ大使館やドイツ観光局などが後援している。
礫川公園はフード・グッズエリアで、区内外のワイン販売店や菓子店などが、ビールやソーセージを販売。シナモンやクローブなどが入ったワインを温めた「グリューワイン(ホットワイン)」や、フルーツやナッツが入ったドイツの伝統的な菓子パン「シュトレン」など、ドイツのクリスマスの時期に親しまれているものも並んだ。
夜はイルミネーションに彩られ、13日夜はサンタさんも登場。「はっはっは。メリークリスマス。はっはっは」と子どもたちに笑顔で語りかけていた。
屋外暖房機やテーブル席もあるため、ビールなど冷たいものでも飲む気にさせてくれる。ドイツ在住経験がある人は「ソーセージとホットワインを売ってる縁日に過ぎない」と辛口のコメントをしていたが、本場のクリスマスを知らない者には飲食で十分ドイツ気分を楽しめた。
14日はシビックセンター地下2階区民ひろばで、自転車競技のオリンピアン飯島誠さんのトークショーや、区内大学の歌やチアリーディングなどのパフォーマンスが開かれた。(敬)
読者コメント