JIBUNマガジン

2020年08月号 vol.61

名画を歩く(東京坂道ゆるラン)鏑木清方「嫁ぐ人」と小石川植物園

2020年08月16日 10:46 by Takako-Oikawa

まるで明治のファッションブックから飛び出してきたかのような、華やかな趣きを持つ作品。鏑木清方、初期の美人画の代表作「嫁ぐ人」。

桜咲く園を背景に、花鳥画をふまえてカゴの鳥。それだけでなく、着物の柄にも鳥と蝶をあしらっています。また、アクセサリーも豊かで明治の風俗が見えてきます。孔雀の羽根にハート、髪飾りにもハートがあり、オシャレです。

白鸚鵡を深読み

カゴの鳥は白鸚鵡。古来より舶来の貴重な鳥で、江戸では将軍や有力大名のペットとして珍重されます。
そのことから、この場面は上流階級、結婚を祝う令嬢たちの園遊会の設定だということがわかります。

続きはこちら

※この記事は「東京坂道ゆるラン」の「名画・名建築を歩く」に掲載されたものです。

 

関連記事

名画を歩く(東京坂道ゆるラン)九段にあった競馬場

2021年02月号 vol.67

名画を歩く(東京坂道ゆるラン)井上安治が描く東京都心の原風景

2021年01月号 vol.66

名画を歩く(東京坂道ゆるラン)横山大観「千代田城」

2020年12月号 vol.65

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年02月号 vol.67

桜の名所、小石川の播磨坂にある河津桜がもうすぐ満開になりそうです。早咲きで...

2021年01月号 vol.66

あっという間にお正月が終わり、1月8日に緊急事態宣言の発令と、2021年も...

2020年12月号 vol.65

街角はクリスマスツリーやクリスマス飾りでにぎわっています。でも、イベントも...