JIBUNマガジン

2020年07月号 vol.60

新型コロナのまちウオッチ(「新しい生活様式」編)

2020年07月22日 00:00 by Takako-Oikawa

東京では連日100人超、200人超の感染者が出ている。「夜の街」「20~30代」「劇場」「クラスター」といったワードも連日耳に入る。でも、自粛生活には戻れない、というのが多くの人の本音のようだ。まちなかにはこれが「新しい生活様式」なのか、と思われる掲示もみられる。体調異常があれば飲食利用を控えて。食事中以外はマスク着用。一見ちまたで普通に言われていることだけど、飲食店で呼びかけている内容として、よくよくその意味をかみしめてみると、味わい深い面白さが出てくるように思う。

お店や施設に入る前に手指消毒。これも当たり前の光景に。新しい生活様式として定着。

文京シビックセンターのエレベーター内の掲示。「混雑時のエレベーターで会話しないでください」とは書かれていない。会話等には十分ご注意くださいって、どのように注意するのか、具体的に記さないのがミソ? 会話等と「等」がついているのもお役所的。

もはや一般的となった咳エチケット。英語や韓国語や中国語で書かれている。これもじっくり読んでみると、いろんな発見があるかもしれない。咳は日本語。Coughは咳を意味する英語。では、Etiquette、エチケットは何語? シビックセンターのエレベーター内だけでも暇つぶしができる。

梅雨らしい梅雨で暑さが一段落しているものの、これからの季節は熱中症が怖い。そんななか、至極まっとうな掲示を見た。何がなんでもマスク、ではない。

公園編」で記事にした通り、「はなれてあそぼう2メートル」が遊び場のあちこちに掲示されている。ところが。

屋内の小売業におけるソーシャルディスタンスは1メートルなのだという。屋外で遊ぶ子どもたちは2メートル離れよと指示されている。確かに、屋内の方がスペースが狭いからね。。。

倒産件数とか閉店件数の統計は数値として出ていると思うが、原因がコロナの直接的影響なのか、間接的影響なのかまではわからない。この掲示、飲食店営業のガイドラインに適しないため閉店、という具体的内容はわからないけれど、一つ言えるのは、真面目に守ろうとするところほど苦しくなる、ということだろうか。夜の街にもガイドラインはあるのに、守っていない店から感染が広がっているのだろうな。(敬)

関連記事

日替わり出店のバーテンダー、キャリアに出合う場で人をつなぐ/町屋の「あらあむスタンドバー」朝日よし美さん

2021年06月号 vol.71

バラも美しいけど水道の歴史も面白い/本郷給水所公苑

2021年06月号 vol.71

新型コロナのまちウオッチ・リターンズ/1年前と比較してみた

2021年05月号 vol.70

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年06月号 vol.71

今年は季節が早まっている印象なので梅雨入りも早いと思ったら、平年より遅い梅...

2021年05月号 vol.70

昨年に引き続き、行楽シーズンのこの時期、緊急事態宣言が出て、5月末まで延長...

2021年04月号 vol.69

今年の春は半月ぐらい早まったようで、もうすでにまちは五月の装い。ご近所の道...