新型コロナの影響で飲食店から客足が遠のき、夜の営業自粛を求められるなど、文京区内の飲食店も苦境に陥っている。まちなかには「しばらく休業」「営業時間短縮」の張り紙が増えた。
一方で、テイクアウトを新たに始めたところも多いように見受けられる。
文京区は区商店街連合会(区商連)と連携し、4月2日から「文京区内店舗緊急応援ページ」を開設、「文京ソコヂカラ~テイクアウト&出前OK店舗リスト」というサイトの公開を始めた。サイトの説明文には「新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が続く中、文京区内飲食店をはじめとして店舗の来店者は激減しており、存続の危機にあるお店もたくさんあります。文京区と文京区商店街連合会では、厳しい状況にある店舗を応援するため、当サイトを製作いたしました」と書かれている。
さらに、区内飲食店の宅配を代行する「文京ソコヂカラ~1(ワン)コインでウチから美味しい応援プロジェクト~」を期間限定で始めるという。企画・運営・開発は、1件100円からの家事代行などのサービスを手がける株式会社「御用聞き」が担当。区内飲食店から500円または1000円のメニューの登録をフォームから呼びかけ、区民による宅配ボランティアを募集している。
募集サイトによると、ボランティアの参加条件は、「文京区在住」「Gmail、googleマップを利用できる」「2週間以内に3密の場所に接していない平熱・健康な方」の3つ。5月30日までの期間で、1日だけでも参加可能だ。時給630~1,260円、件数ごとに有償ボランティア謝金として210円を支給。マスクや消毒スプレー、宅配グッズは支給されるという。詳細、応募は株式会社御用聞きのボランティアサイトで。(敬)
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