JIBUNマガジン

2020年04月号 vol.57

新型コロナのまちウオッチ(掲示編)

2020年04月26日 10:10 by Takako-Oikawa

新型コロナウィルス感染拡大をうけて、東京では黄金週間ならぬステイホーム週間が始まった。休校、休園、休止、中止、自粛、ダメダメの言葉があふれかえっているが、その中で暮らしていく私たちの日常を記録する必要性を感じ、まちウオッチシリーズを企画した。「できない」ことが多いけれど、前向きになれるようなまちかどの風景を探していきたい。まずは、「掲示(張り紙、看板)編」。

世界的な観光地となった谷中銀座には、かわいらしい「STAY HOME」の掲示が登場した。

昼間の人出は多いようにもみえるが、外国人の姿はなく、これでも10分の1に減っているとか。

古今亭志ん生師匠も登場して語りかけてくる。

シャッターの絵ともマッチ。なかなか粋だ。

所変わって、こちらは小石川のマンションのエレベーターの掲示。階段を使えば運動不足解消にもなるから一石二鳥かも。

 

遊具使用禁止は悲しい。子どもたちの遊びの場を減らしてしまっている。しかし遊具がなくても子どもたちは遊べるはず。子どもの「遊び力」を引き出したいものだ。

いま大変なのはスーパーなど小売業の店員さん、運輸・配送業だろうか。自粛、自粛で経済活動が低迷する中でも、運転手の人材は不足。緊急大募集中。

イートインも自粛。確かに食べるときはマスクもはずすし、つばも飛ぶ。おうちで食べよう、の後押しになるか。

スーパーやコンビニ、薬局やクリーニング店にも登場した透明なシート。せきやくしゃみで飛沫が飛散するのを防止するためのもの。飛散防止シートとは本来、ガラスが割れて飛散することを防止するシートだが、飛沫飛散防止、の飛沫を省略したと解釈しよう。感染による「悲惨」も防止してくれることを期待。

買い物の外出は許されるからと、家で暇をもてあました人が出かける先はスーパー。混みあって密集することを防止するため、ついに入場制限も。行列の間隔を開けるのが現在の常識。

マスクや体温計はずっと品薄状態で入手困難。入手の日時を明かすと行列ができるので、宣伝せず入荷次第ひっそり販売しているという話も。ちょくちょくのぞくしかなさそうだ。

しかし、一時店頭から消えたトイレットペーパーやティッシュペーパーは戻ってきた。点数制限はあるけれど。トイレットペーパーがなくなる騒動は古くは1970年代の石油ショック、最近では東日本大震災のとき。危機でなぜ人はトイレットペーパーを買いたくなるのだろう。歴史的には新しいもののはずだが。

例年、5月に柳町小学校の周りで開かれている文京青空ガレージセールは、中止ではなく延期。10月にはまた違うまちの景色が見られることを期待したい。

(敬)(稲葉洋子)

※新型コロナで私たちの生活はどう変わっていくのか。まちかどでふと目に留まった写真を読者のみなさんからも募集しています。メールで下記まで。

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