JIBUNマガジン

2018年06月号 vol.35

!!これはヤバい! 正統派でないけど正統派のメキシコ寿司

2018年06月03日 21:53 by Takako-Oikawa

 「突然だけど、面白そうなイベントがあるので行かない?」と、子育て支援つながりの知人からお誘いを受けた。共通の知人の息子さんのイベント「メキシコ寿司」だという。口笛が堪能で、演奏もちょっとはしてもらえるかも、とのこと。頭の中は???のまま、メキシコ寿司という言葉にひかれてふらふらと出かけた。

 行き先は根津の「日本一ハードルの低いレコード屋」。ますますわけがわからないが、これについては別途取材した。ふた回り違うかも?という若い人ばかりで場違いだったが、作ること、食べることに年齢は関係ない!

 さて、メキシコ寿司とは何か。主宰者の武田裕煕さんの解説に耳を傾ける。

 「私は高校生のとき、メキシコのシナロア州に留学していました。そうしたらなんと、タコスとホットドックに並び、寿司が普及していたんです。人口2万人の町の中心部に寿司店が10店もありまして」。そして続ける。

 「寿司の概念を突き抜けています。カルフォルニアロールを2段階進化させたというか……。巻き寿司なんですが、揚げるんです」。!!! 確かに、その発想は寿司正統派からは生まれない。

 海苔と酢飯が逆で、酢飯の上に海苔を置いてから具をのせて巻く。ご飯がくっつくので巻きすの上にラップを敷いて巻いた。

 具も自由だ。鶏肉、牛肉、マグロ、エビ、アボカドに、クリームチーズやマンゴーを入れてもいいという。「クリームチーズは味が強いので少な目に」とのこと。

 巻き終えたら、パン粉をつけて油で揚げる。きつね色にこんがりあがったら、輪切りに。きれいに切るのが難しかった。見てくれは悪いけれど、これに香菜(パクチー)やマヨネーズ、オレンジジュースやしょうゆなどを使ったソースをつけて食べる。

 いや、なんというか。寿司という名はついているが寿司とは別の食べ物。だが、おいしい! 特に、マンゴーが入ると甘酸っぱさが効いて独特の味わいだ。人参の細切りが箸休めに用意されていたが、これもなかなかの相性。

 そして、噂の口笛の演奏も。武田さんは国際口笛大会で準優勝経験もある口笛奏者。ジャズからクラシックまでこなし、ウクレレとバンジョー、ベースドラムとのコラボとか口笛ジャズでスイングダンスとか、メキシコ寿司みたいに突き抜けた演奏をやっているらしい。この日はテレマンのリコーダーのソナタという王道クラシックの曲だったが、聞きほれた。というか、人物にもほれたかも!? 次はちゃんと取材して記事にしよう。

 それにしてもメキシコ寿司、ご飯(炭水化物)を揚げ(脂質)、ディーブなディップ(脂質)につけて食べる。かなりヤバい。(敬)

関連記事

表現を止めないで。静かに開催「芸工展2020」㊤

2020年12月号 vol.65

ゆるやかに、静かに。屋外でも開催。「芸工展2020」㊦

2020年12月号 vol.65

コロナ禍の夏、ようやく開催に漕ぎつけたコンサート「とりのうた」

2020年08月号 vol.61

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年04月号 vol.69

今年の春は半月ぐらい早まったようで、もうすでにまちは五月の装い。ご近所の道...

2021年03月号 vol.68

コロナの話題には飽き飽き。外出自粛もイベント中止も慣れっこ。やれやれの気分...

2021年02月号 vol.67

桜の名所、小石川の播磨坂にある河津桜がもうすぐ満開になりそうです。早咲きで...