JIBUNマガジン

2017年06月号 vol.23

【ひと】ママサークルと企業をつなぐマッチングサイト「GRASP」を開設/新宿、中野のママサークル応援団体

2017年06月06日 09:03 by Takako-Oikawa
 公共施設は定期利用がしにくく、民間施設はお金がかかる。定期的に場所が確保できればイベントなどの宣伝告知もしやすいのに――そんな悩みを抱えるママサークルは多いのではないだろうか。一方で、企業には会議室や空きスペースがあり、ママたちに貸したいと思っているかも。それでは双方のマッチングをしてはどうかと、主に新宿区や中野区のママサークルを応援する団体「スマイルプロジェクト」がこのほど、都内の「ママサークル」と「サポーター企業」のマッチングの試みを始めた。企画者のへんみゆかりさんは「ママと企業、ママ同士をつなぎ、孤育てをなくして、よりよい環境をつくりたい」と話している。
 

 へんみさんは2人の小学生のママ。上の子を妊娠したときは広告代理店に勤めており、産休に入った途端に「誰も遊んでくれなくなったし、公園にも誰もいなかった」という孤独を経験した。助産院でヨガを始めてようやくママ友ができたという。子どもが小さいときは、料理が大変だったことから、「包丁を使わない料理」を考案。ブログで発信していたら、話題になり、他のサイトへの執筆や本の出版につながった。助産院で知り合ったママ友と、複数のママサークルのイベントをインターネットで発信する活動などをしている。
 

 子どもが大きくなると、ママたちの関心も変わってくるもの。自身も子どもが大きくなり、包丁を使わない料理である必要がなくなったことから、ブログ発信もめっきり減った。新宿区にあった大きなママサークルはいつの間にか自然消滅してしまった。また、たくさんのママが集まっていて、イベントもたくさんやっているのに、ほとんどお金が回っていない団体もある。お金を回さないと継続もできない、と感じた。

 企業側も、今の時代、テレビや新聞ではリーチしたい世代に情報を届けることができず、困っている。実際、企業側から、ママサークルとのコラボの話がちらほら舞い込んでくる。そこで、ママサークルと企業のマッチングを思いついた。「住宅展示場やカーディーラーのショールーム、昼間の塾など、平日の日中、企業側にも空きスペースはたくさんあるはず。そこにママサークルが入ることで、企業もママたちの声を聞けるし、双方にメリットではないかと思った」とへんみさん。

5月から、サイトの試験的運用を始めた。やりたいこと、やれそうなことはいろいろ浮かんでくるが、まずはママサークル情報やサポーター企業を募集中だ。問い合わせはサイトから。
 
 
また、へんみさんは6月26日(月)にさきちゃんち(小石川3-36-14 2階)で、「自分でゆかたを着てみよう」イベントを企画している。みんなでゆかたを気軽に着て、へんみさんがワンポイントアドバイスをするという内容だ。詳細はさきちゃんちサイトカレンダーで。

関連記事

音楽で対話、困難に打ち勝つ/「イル・ヴィスキオ」プロの30代弦楽奏者が結成、区内で演奏会

2021年02月号 vol.67

自宅前で写真撮ります!成人式中止の成人も、普通の家族も/区民写真家千葉愛子さんが企画

2021年01月号 vol.66

おうちを劇場に!「人形劇団ののはな」納富俊郎さんのオリジナル人形を作って公演しよう

2020年05月号 vol.58

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年03月号 vol.68

コロナの話題には飽き飽き。外出自粛もイベント中止も慣れっこ。やれやれの気分...

2021年02月号 vol.67

桜の名所、小石川の播磨坂にある河津桜がもうすぐ満開になりそうです。早咲きで...

2021年01月号 vol.66

あっという間にお正月が終わり、1月8日に緊急事態宣言の発令と、2021年も...