JIBUNマガジン 文京区

2024年04月号 vol.105

「坂」に関連する記事

名建築を歩く(東京坂道ゆるラン)湯島切通坂と燃えなかった岩崎家本邸

三菱財閥の開祖・岩崎彌太郎は、明治十五年(1882年)駿河台東紅梅町の弟・彌之助の屋敷地から下谷区茅町(現・台東区池之端)へと移ります。この頃の岩崎邸は、森鴎外の「雁」に描かれた…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2020年06月号 vol.59

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)赤ひげの小石川養生所

享保七年(1722年)一月二十一日、和田倉門外、辰ノ口の評定所前に設置された目安箱に訴状を投げ込む一人の男がいます。享保御江戸図より御評定所。 目安箱と吉宗公。八代将軍吉宗公は数…

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特選!ご近所 茗荷谷界隈/ローストポークがおすすめ。播磨坂のダイニングバーTHE LASATA

播磨坂を下って最初の信号。左角にあるのが緑の看板の幼児教室「LASATA(ラサタ)」。その反対側、以前「音ノ葉(八百六)」のあった場所にできたのがランチから夜のワインまで楽しめる…

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10月のイベント紹介

イベントを一覧で紹介しようとまとめてみたが、季節はずれの台風のせいで、12、13日開催予定だった根津界隈の「下町まつり」は中止がすでに決まった。秋はイベントが目白押しなのに、残念…

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文京区初のクラフトビールを飲んでみた!/ブリューイングパブ「クラフトビール グランズー」

4月のJIBUNマガジンで、桜で桃色に染まる神田川のほとりの3階建てのビール醸造所にて、文京初のクラフトビールで「まちづくり」をめざす「カンパイ!ブルーイング」の荒井祥郎さんの記…

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特選!ご近所 茗荷谷界隈/古代小麦や自家製酵母にこだわったパン店ブクタン

播磨坂を降り切った突き当たり。「まいばすけっと」の右隣に5月15日に開店したご夫婦のパン屋さんです。名前のブクタンはアルプスの岩山に生息する大きな角を持つ野生のヤギのフランス語名…

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特選!ご近所 茗荷谷界隈/文京の坂113坂を登ろう

「さんぽみち総合研究所株式会社」と言う素敵な名前の会社が文京区の向丘にあるのをご存知ですか? この会社は創設28年、平成3年(1991年)に当時通産省の外郭団体の一つ余暇開発セ…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2019年06月号 vol.47

ワールド×ローカル/「谷根千坂上」養源寺で音楽フェスを仕掛けた小川さんに聞く

お寺の本堂で音楽フェス!?そんな、ぶっ飛んだイベントが。東京メトロ南北線「本駒込駅」近くの「養源寺」で行われた。調べてみると、谷根千で活躍するミュージシャンや、北欧フィンランド・…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2019年02月号 vol.43

文京区の名坂/走れ!いだてん/金栗四三のランニングコース「御茶ノ水〜大塚」

明治四十三年(1910年)十九才の金栗四三は東京高等師範学校(現・筑波大学)に入学します。この頃、嘉納治五郎が校長をつとめる東京高等師範学校は大塚窪町(現・文京区大塚三丁目)に移…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2019年02月号 vol.43

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)朽ちてゆく門と幽霊坂

小布施坂を調査中に、偶然、見つけてしまった謎の門。ご近所のマダムも気がつかない場所でひっそりと静かに朽ちていく姿は、歴史を消し去る意志を秘めているかのようです。 後日、坂道探偵…

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文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)武士の名がつく坂・壱岐坂

壱岐坂下交差点。壱岐で想像すると「壱岐守」。かつてあった大名屋敷由来の名なので、お江戸の頃はさぞかし細い道で、近年、拡張したのだろうと思い込んでいました。いや、待てよ?、松平播磨…

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文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)軍事工場の謎のトンネル(後編・消えた坂道、天神坂)

後楽園駅前、礫川公園のトンネル跡。これは小石川税務署裏まで続いているのか?前編で考察した水戸藩江戸上屋敷とは関係あるのか?前編・後楽園編はこちらからどうも礫川公園の隧道入口のレン…

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文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)軍事工場の謎のトンネル(前編・後楽園編)

ワトソ子くんがネット上で騒いでいます。 牛天神下、小石川税務署の裏手の工事現場。木々が取り除かれると、崖からトンネルらしき遺物が顔を出したと。ワトソケ子くん(誤植ではない新キャ…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2018年06月号 vol.35

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)上野戦争ー残された弾痕(前編)

靖国神社の大村益次郎像は一体どこを見ているのでしょうか? 皇居でもない、靖国神社本殿でもない。 彼の視線の向こうには、そう、上野のお山があります。江戸城富士見櫓から、遠く上野…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2018年04月号 vol.33

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)名作と名曲の「無縁坂」

講安寺の隠居地である称仰院の庵を無縁寺と呼んだので無縁坂。また、武家地に囲まれているので「武士に縁がある坂」=武縁坂とも。その寂寥ただよう無縁坂という名のせいなのか、この坂は森鴎…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2018年03月号 vol.32

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)こんなに急坂だったの?富坂(西富坂)

歌川広重画「小石川にしとみ坂の図」。 犬の喧嘩で転がり落ちるみかん。騒がしく、また、山登りのような図です。ずいぶんと大袈裟な表現のように思えますが。。。しかしながら、この富坂、…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2018年02月号 vol.31

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)伝説の日本代表ー日本サッカーが初めて輝いた時「ベルリンの奇跡」

東京・文京区傘谷坂のサッカーミュージアム。ドーハの悲劇、ジョホーバルの歓喜、マイアミの奇跡と並んで大きく扱われ展示されている「ベルリンの奇跡」とは? と思うファンの方も多いよう…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2018年01月号 vol.30

文京区の名坂/菊坂エリア(菊坂・鐙坂・炭団坂)−動く古写真−

文京区本郷の菊坂は下町情緒と数々の文豪の香りが漂うエリア。文豪のひとり、樋口一葉の旧居跡が菊坂下道にあります。 菊坂下道には、東大下水(ひがしおおげすい)という下水が流れていま…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2017年12月号 vol.29

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)古地図に無いアキバー西洋医学所は何処にあったか?

東京というところは殆んどの場合、江戸の古地図、切絵図を見ながら歩けてしまいます。江戸はもともと、湿地と台地が点々したところに町づくりをしたため、頭上を首都高が走りますが堀は残り、…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2017年11月号 vol.28

文京区の名坂(東京坂道ゆるラン)文京区開運坂へと音羽川暗渠を走る

FBグループのメンバーの方から教えていただいた「開運坂」。 ググると「名前の由来はわからない」と出てきます。 うーん、興味深いです。走るか!ということで、お江戸の切絵図をみて…

  いいね!   Takako-Oikawa Takako-Oikawa from 2017年08月号 vol.25

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節分の豆まきは今年は4年ぶりというところが多かったようです。節分、立春といえど…

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2024年が明けました。今年もよろしくお願いします。クリスマスもお正月も終わっ…