JIBUNマガジン

2015年9月号 vol.2

【まち・子ども】あそぶ。まなぶ。くつろぐ。子どもがつどうまちのLDK「さきちゃんち」オープン

2015年09月02日 12:26 by Takako-Oikawa

   

 こんにゃくえんまから共同印刷方面へ向かう千川通り沿い、1階が駐車場になっている建物の2階が、9月2日、子どもがつどうまちのLDK「さきちゃんち」(小石川3-36-14の  2階)として本格オープンした。お友達の家に行くような感覚で行ける場所で、子どもたちがまちの人に見守られながら、あそび、まなび、くつろげる場をめざしている。

 

 かつて事務所として貸していたスペースで、計約120㎡ある。上階に住むオーナーの女性は、「こまじいのうち」マスターの秋元康雄さんと知り合いで、かねて「2階が空いているなら活用しては」と言われていたという。今年に入り、文京区社会福祉協議会の仲介で、PTA活動などをしている地域の有志5人と会い、「子どものためになら」と貸すことを決めたという。旧町名が「戸崎(とさき)町」であること、オーナーが女性であることから、「さきちゃんち」と名付けられた。

 

 何もないだだっ広いスペースだったが、開設準備を聞きつけた人から、テーブルやいす、食器棚や本棚、おもちゃ類やベビーベッドまで寄付があり、居心地のよいスペースになっていった。4月からプレオープンし、親子サロンや子ども図書館を試行したところ、徐々に人が集まり始め、絵本の読み聞かせ会や朗読劇、オーナーさんと友人による布小物づくり、アロマテラピーや整体の講座なども始まっている。

 

 7月には子どもたちが「さきちゃんち」のイメージをもとに絵を描き、ロゴをつくるワークショップを開催。それをもとに、数々の企業のロゴを手がけてきたデザイナー小川理恵子さんが、ワークショップで多く出ていた「おうち」「女の子」「明るい」「楽しい」といったイメージをもとにロゴをデザインしてくれた。

 

8月には、建設会社の現場事務所や利用者から、タイルカーペットの寄付が約150枚あったため、デザインを考え、床に敷き詰めるワークショップを開催。ぐるぐると渦巻く模様になり、子どもたちは仕上げたあと「どんじゃんけん」で遊んで大喜び。のぼりも出来上がり、本格オープンにこぎつけた。

代表の八木晶子さんは、「子どもたちには、近所のお宅に遊びに行く感覚で来てほしい。いろんな人が子どもにかかわる場になれば」と話す。16日には、オープニングセレモニーのあと15時から17時まで、絵本ライブやバルーンアートがあるオープニングイベントが予定されている。今後、壁をホワイトボードや黒板にするワークショップや段ボールハウスづくりなども企画していくという。ボランティアで運営しているため、寄付を募っている。詳細はさきちゃんち運営員会(sakichanchi@gmail.com)へ。

9月21日~27日、午前9時10分からCATV「スマイルらいふ」で放送される。

 

関連記事

数値で測れない力を自由な空間で身につける学童保育/デンマーク式を実践、こどもの森せんだぎ

2020年07月号 vol.60

親子ひろばは人数を制限して再開/3月オープンのさきちゃんちpetitも始動

2020年06月号 vol.59

新型コロナウイルスもなんのその/ともだちと2メートル離れてもおもしろく遊べる「あそび」を紹介!

2020年03月号 vol.56

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2020年07月号 vol.60

緊急事態宣言が解除され1カ月以上がたち、連日100人、200人の感染者が出...

2020年06月号 vol.59

緊急事態宣言が解除され、休業要請や県をまたいでの移動自粛も解除で、そろりそ...

2020年05月号 vol.58

人影のない異例の黄金週間が過ぎ、東京の緊急事態宣言は31日まで延長となった...