JIBUNマガジン 文京区

2022年08月号 vol.85

富士神社で久々の盆踊り。東北の夏も熱かった。

2022年08月15日 03:12 by Takako-Oikawa
2022年08月15日 03:12 by Takako-Oikawa

 富士神社で8月4日~6日の予定で、久しぶりの「納涼盆踊り大会」が開かれた。

 7月31日の練習日を経て、初日は雨で中止になったが、5日、6日の2日間はにぎわった。

 主催は駒込地区12の町会連合会。昭和小学校PTAや、近隣の大学のゼミの教授と学生などが手伝っていた。

 太鼓のばちさばきも鮮やか。夜も蒸し暑い盛りだったが、踊って踊って、納涼。

 

 さて一転して特別バージョン、いきなり文京区から遠く離れた岩手県北上市の「北上・みちのく芸能まつり」へ。ここでは鬼剣舞(おにけんばい)が見られる。鬼剣舞とは念仏踊りの一種で、仮面をつけ、扇や太刀を使って舞う。およそ300年前から北上市岩崎地区の農村で踊られていたという。

 過去野外でも開かれた芸能まつりは、近年ホールで上演されるようになっているようだ。まずは疫病退散の儀。次に扇の舞や太刀の舞が披露される。

 二列になって太刀を合わせるような舞もある。迫力がある。頭につけているのは毛ざいという頭髪のようなもので、馬のたてがみや尻尾から作られているらしい。お面がこわいのに、揺れる毛ざいがかわいらしい。

 扇の舞が基本の踊りのようだが、太刀の舞や素手の舞もある。

 

 驚いたのは「宙返り」という演目。太刀を1本から8本まで増やしながら次々に空転するという舞だ。

 最後の8本目は口にくわえる。組み合わせた7本の太刀を持って舞台上を一周、舞う。

 そしてなんと、宙返り。拍手喝采だ。ちなみに昔は真剣だったらしいが、今は舞用の模擬刀だという。

 

 最後は少女が太鼓を打ち鳴らしながら踊りに加わる。

 念仏が唱えられ、格調高く穏やかな舞で締めくくられた。

 鬼剣舞という名称だが、仮面は密教の五大明王の姿で「鬼」ではないそうだ。東北は8月上旬に祭りが集中している。熱い祭りが終わると、秋風が吹き、夏が早々に終わってしまう。はかない夏のひとときだった。

関連記事

悩まず作り始めてしまおう!/千石ブックメルカードで売るZINEワークショップに参加してみた③完

2022年09月号 vol.86

あふれる植物愛をまちじゅうに/小石川植物祭を前に園長とディレクターが思いを語る

2022年09月号 vol.86

北区・荒川区でも水遊びができる!/じゃぶじゃぶレポーターが行く㊦

2022年08月号 vol.85

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2022年09月号 vol.86

イベントの秋がいよいよ始まります。コロナ第7波もピークアウトしたようですし、コ…

2022年07月号 vol.84

観測史上最速と言われた梅雨明け(6/27)から3週間。酷暑から一転、梅雨に逆戻…

2022年06月号 vol.83

6月、梅雨といえば、アジサイ。まちかどで雨露にしっとり濡れたアジサイが美しい。…