JIBUNマガジン

2021年06月号 vol.71

写真と、私たちの日々のこと⑥コンポストを始めました

2021年06月12日 22:28 by Takako-Oikawa

今年の3月から、ベランダでコンポストをはじめました。

コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。

家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです。(LFCコンポストさんのホームページより)

 

私のやり方は、その日に出た生ゴミをまとめておき、翌朝小さくカットしてコンポストに入れるというもの。

日課の一つにこの作業が加わり、楽しく毎日まぜまぜしています。

朝起きて、花瓶の水を替えて、コンポストのために野菜をカットしていく・・・そんなリズムができました。

 

LFCコンポストさんのコンポストは、

少し大きめのトートバック風の容器に1日300-400gの生ゴミを入れていくのですが

毎日投入していても溢れてしまったりしない。

ちゃんと自然の力で生ゴミが分解されていることが感じられます。

そもそもコンポストをはじめたのは「ゼロウェイスト・ホーム」という「ゴミを出さない暮らし」の本を読んだことがきっかけ。大量生産・大量消費社会による環境破壊に危機感を持っていたところに、「ゴミを出さない暮らし」は環境問題を私たちの生活から解決する素敵な答えのように映りました。

 

今の社会で完全な「ゼロウェイスト」生活をすることは非常に難しいけれど、

ひとりひとりがそれに近づこうとすることはとても意味のあることではないでしょうか。

 

大人になって都会で暮らしていると

土を触ることって極端に少ないのですが

毎日コンポストを混ぜるのは、とても心地がいい。

 

コンポストをはじめてから、

生ゴミを出すことがないのでゴミの総量が減ったということはもちろん、

手作業で生ゴミを堆肥に変えていくことによって

自然とつながっている感覚を持てるようになりました。

 

多少虫が寄ってきたりもするのですが、コンポストに虫が集まるのは本来当然のこと。

そう頭で理解をすると、多少の虫がふんふん飛んでいるのは不思議と気にならなくなってきました。

 

どんな生物とも共生しているんだという感覚も持てるようになったのは

きっとこのコンポストのおかげもある。そう思います。

考え方が変わると、世の中の生命がより一層美しく見えてきて、

私たち人間も大きな地球のほんの一部だということに気付かされます。

 

ふと、何かを考えるときに「人間中心」に物事を考えている自分に気づきました。

この地球は誰のものだっけ?最近はそんなこと考えています。

千葉愛子|Aiko Chiba

1990年宮城県仙台市生まれ。​東京都文京区在住のフォトグラファー。

WEB:https://www.aikochiba.com

Instagram:@chaiko2328

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