JIBUNマガジン

2019年1月号 vol.42

護国寺の落ち着いた境内で心を鎮める

2019年01月03日 00:00 by Takako-Oikawa

 文京区音羽住民にとって、初詣は当然「護国寺」。

 とは言ってみたものの、地方出身者である私の初詣はだいたいが実家近くの神社。だけど今年は5年ぶりに東京で正月を過ごすことに。なので、5年ぶりに「護国寺」で初詣をしてきた。

 まずは「仁王門」。ここをくぐると境内に入る。年末年始らしく周囲には屋台が並んでいる。焼きそば、お好み焼き、くじ引きなど。深夜だが子どもたちの姿がみえる。今夜は特別だ。

 境内に入ると「不老門」が見えてくる。額面「不老」の二字は徳川家達公の筆によるもの。屋台で賑わう仁王門と違い、このあたりは静か。落ち着いた空気の中、境内をゆっくりと歩く。

 不老門をくぐると、目の前には「本堂」。護国寺の「本堂」は、昭和25年に国の重要文化財に指定されている。震災・戦災と二度の被害にあいながらも、建てられた当初の姿を今に伝える。普段はなにげなく眺めている「本堂」だが、こうしてみるとやはり大きい。

 せっかくなので他の建物も見よう。

「大師堂」、本堂に比べて装飾が質素で全体的に荘重。ついつい見落としがちな場所にあるが、護国寺に来たなら見ておきたい。

 大師堂のすぐ横には「一言地蔵」。名前の通り、一言だけ願いを聞いてくれるという。願い事はシンプルにしておいたほうが良さそうだ。足元には「永遠なるものを求めて永遠に努力する人を菩薩と言ふ」と書かれている。

 「六地蔵」。普段は穏やかな笑みを浮かべるお地蔵様だが、夜に見ると印象が違う。私達は亡くなった後、その行いによって、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」のどこかで生まれ変わるという。お地蔵さんは迷える魂を救ってくださる存在。念入りに祈っておいた。

 最後におみくじをひく。今年は「半吉」とのこと。金運は「今は待て」、さがしものは「いずれ出てくるらしい。しっかりと近くの枝に結んでおいた。今年も良い年になることを願う。(石井)

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