JIBUNマガジン

2017年1月号 vol.18

【カフェ】お皿はキャンバス、メニューは曲のタイトル/本郷のレトロなビル2階、どこか懐かしいFARO COFFEE & CATERING

2016年12月25日 22:12 by Takako-Oikawa
学生とサラリーマンが行き交う本郷通りに面したその階段は、暖かく灯されて、来る人を2階へと案内している。


2016年11月にリニューアルした、”FARO COFFEE & CATERING”を訪れた。

このお店がオープンしたのは同年3月のこと。
オーナーの大谷知帆さんは、カフェ開業を考えはじめたとき、大学の同級生で建築設計事務所を経営する森政巳さんに相談。ちょうど森さんの事務所の隣が空きテナントになっていたため、物件はすぐに決まった。

大谷知帆さん(左)とバリスタの小倉永斗さん
 

のちに洗練されたモダンなカフェが誕生する「エチソウビル」は、大正13年に毛糸屋の店舗として建てられたもので、その創業者「越前屋惣兵衛」の名が付けられている。大谷さんも、前からこの建物が大好きだったという。
 

「来た人が、どこか懐かしさを感じ、良い気持ちになって帰られるようなカフェを目指した」と大谷さんは話す。

ランチライムのわずかな時間でも、ここで過ごしてリフレッシュしてほしい。
その気持ちから、店内は落ち着く音楽とともに、「昔行った国の雰囲気」を思い出すような空間が作られている。
 

今回のリニューアルのきっかけは、新しくバリスタの小倉永斗さんがスタッフとして入り、大谷さんが料理に専念できるようになったこと。

ランチタイムのお得なメニューはそのままに、夜はさらにおしゃれな料理とドリンクを楽しむことができる。


お皿をキャンバスに見立てるのが、もともとデザイナーである大谷さんの作り出す料理の鉄則だ。
その言葉の通り、思わず写真を撮らずにはいられないものばかり。
メニュー名は、そのイメージにあう曲のタイトルが付けられている。
例えば、アボカドと卵のオープンサンドウィッチは、Weezerの”Island In The Sun”。暖かい太陽と心地良い風につつまれて過ごす、休日の午後の情景が思い浮かぶ。


「5年後、10年後は全く違うFAROになっていると思う」と大谷さんは話す。
「お客さんを楽しませる前に、まずはスタッフが楽しむこと」
お菓子、コーヒー、パンなど、様々な強みを持ったスタッフが、それぞれ輝いているのが今のFAROだ。そのスタッフのアイディアを尊重し、日々FAROは進化する。
(新山瑠璃)
 

FARO COFFEE & CATERING
東京都文京区本郷2-39-7 エチソウビル204
03-6240-0287

月~土 11:00~22:00
日・祝 11:00~18:00

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