東洋大学社会貢献センターの主催で、11月5日13時半から、空き家を活用した子育てについてワールドカフェ形式で考える第2回文京区民版子ども子育て会議が開かれる。東洋大学は5日、6日と学園祭を開催中で、学生を交え、楽しみながら議論を深める場になりそうだ。
東洋大学社会貢献センターは「東洋大学が創立125周年を迎え、従来の『生涯学習センター』を継承、発展させ、日本や国際社会への社会貢献を展開するために設立された」もの。センター長で社会学部社会福祉学科の森田明美教授は「市民に多様な学習機会を提供したいと思っており、子育て中の方向けに、子連れで来られる公開講座ができないかと考えた。そこでぶんきょう子育てネットにご協力いただいた」という。ぶんきょう子育てネットは9月に、区民版子ども子育て会議第一弾として、待機児童問題をワールドカフェ形式で考えるイベントを開いていた。その「実績」が森田教授の構想につながった。
当日は13時半から受付開始、13時45分から事例発表として、文京区本駒込で空き家を活用した「こまじいのうち」にかかわる学生や、江戸川橋・地蔵通り商店街近くの「みちこはうす」の管理者、小石川の空きスペースを活用した子どもがつどうまちのLDK「さきちゃんち」運営委員らが取り組みを紹介。そのあと、ワールドカフェ形式で空き家があればどう活用したいか、子育てにどう生かせるかなどついて議論を深める。
ぶんきょう子育てネット代表の高浜直樹さんは「子連れで、学園祭も楽しみつつ、議論も楽しんでほしい」と話している。
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